【形態】 【収録年】1982年 【収録時間】約79分 【内容】 戦後の焼跡、無一文から七転八起、世界三大スポーツメーカーを築いた錐モミ経営とは 鬼塚喜八郎 <アシックス会長> 戦後の焼跡、無一文から七転八起、世界三大スポーツメーカーを築いた錐モミ経営とは ■ 大正7年、鳥取県生まれ。
■ 昭和24年、鬼塚株式会社を設立。
スポーツシューズの世界に乗り出し、トップ選手層と地方の学校、小売店への頂上・裾野作戦により地歩を築く。
■ 39年、東京五輪を前に念願の株式上場を果たすが、多角化の失敗で窮地に陥る。
そこで、大撤収作戦を断行、錐モミ経営観を確立。
石油ショック時も他者に先駆けた減量経営で、この時期に史上最高の業績をあげ、大躍進の基盤を創る。
■ 52年「アシックス」を誕生させ、現在に至る。
スポーツシューズ、ウェア、野球用品を三本柱にスポーツ総合企業を目指し、3年間に売上1.8倍、経常利益を約3倍に伸ばす。
シューズでは国内シェア60%、陸上競技用は80%を占め、有名選手のほとんどが使用する。
海外市場へも急速に浸透、徹底した機能性、安全性を追求、運動力学、人間工学、スポーツ医学を駆使した高品質戦略を採る。
ウェアにおいても、世界の一流デザイナーやスポーツ選手と提携、科学的にとらえた機能性にトータルファッション化戦略を加え、莫大な潜在市場を掘り起こす。